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最終更新日:2022.12.15
ヒルガオ科
 
Ipomoea(イポモエア)
サツマイモ属
イポメア属
イポモエア属
名称

サツマイモ(薩摩芋)

カンショ(甘藷)
カライモ(唐芋)
トウイモ(唐芋)
リュウキュウイモ(琉球藷)
イポメア
イポメア・バタタス
英名
Sweet potato
学名
Ipomoea batatas
Ipomoea batatas var. edulis
名の由来
「イポメア」はサツマイモ属の総称だが、観賞用の「サツマイモ」が「イポメア」の名で流通する。
性状
多年草/匍匐性/球根(塊根)
大きさ
高さ:20〜30cm/葉身長:7〜10cm/葉柄長:5〜20cm/花径:3〜6cm
形態
茎は軟弱で地面を這い、葉腋からは発根し、広がりながら成長する。根の一部は肥大して塊根(芋)になる。葉はハート形や、3〜5裂し、長い葉柄があり、互生する。茎は赤味を帯びることが多い。夏に葉腋に漏斗形の花を咲かせる。花は早朝に開き、昼過ぎには萎む一日花。花の色は薄紅紫色で、中心部は濃紅紫色。果実は先が尖った球形の蒴果で、上向きか横向きにつく。短日植物で、ある程度の気温が必要なため、温帯地域では開花結実しにくい。
品種
塊根を食用にする品種、若い葉と茎を食用にする品種、斑入り葉やライム色の葉など屋上緑化などの観賞用に利用される品種もある。塊根は品種により大きさも形状もさまざまで、肉色も白、クリーム、黄色、ピンク、紫、赤紫、赤などいろいろある。
原産地
南アメリカ大陸、ペルー熱帯地方
生育
強健で栽培容易。繁殖力が大変高く、痩せた土地でも育つ。繁殖は塊根を植えるか、挿し芽。植え付けは4月以後。温帯地域では越冬はできない。
利用
塊根を主食や野菜として食用にする。品種によっては若い葉と茎を食用にするものもある。また、屋上緑化やグランドカバーなどの観賞用に利用される品種もある。

品種

名称

<食用>

特徴
食用品種。塊根の形状や大きさ、色、味などが違う様々な品種がある。
サツマイモ
千葉県千葉市、畑
2007.8.5
名称

<観賞用>

特徴
観葉品種。葉の形や色が様々な品種がある。
サツマイモ
‘アンティークブロンズ’
Antique Bronze
東京都新宿区、自宅、鉢植え
2006.7.31
サツマイモ
‘シザー・シリーズ─ブラック’
Scissor Black
千葉県習志野市、自宅
2016.9.6 160906_007
サツマイモ
‘スイートキャロライン・シリーズ
─ライトグリーン’
Sweet Caroline Light Green
千葉県習志野市、自宅
2011.9.3
サツマイモ
‘テラス・シリーズ
─テラスメープル’
Terrace Maple
千葉県習志野市、自宅
2017.8.10
NOTE
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