ヒノキ科 |
スギ属
クリプトメリア属 |
名称 | スギ(杉) |
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英名 | Japanese cedar, Sugi |
学名 | Cryptomeria japonica |
名の由来 | 「スギ」は、真直ぐの木“直木”から。 「japonica」は、“日本の”の意。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:30~60m/葉身長:7~10mm/果径:20~30mm |
形態 | 幹は直立し、樹形は円錐形になる。樹皮は茶褐色で縦に長く裂ける。側枝は斜上する。葉は濃緑色で鎌状に曲がった針形で、枝に螺旋状に互生する。葉は冬季には褐色や茶褐色に変色し、枯れると小枝ごと落下する。雌雄異花で、2〜3月頃、枝先に雌花1〜2個をつけ、別の枝先に雄花多数をつける。雄花は長球形で薄黄土色、雌花はトゲトゲして薄緑色の葉の塊のよう。果実は球形の球果で、10月頃に褐色に熟す。 |
品種 | 古くから改良されており、多くの園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(本州~屋久島) |
生育 | 寒冷地には向かない。挿し木が容易。 |
利用 | 庭木、生け垣、花材、盆栽。並木に用いられたが、今は少ない。材はやや軽軟で、比較的狂いが少なく加工は容易だが、木目に沿って縦に割れやすい。耐水性はやや劣る。建築用材として最も多く用いられる他、建具、酒樽、電柱など用途が多い。樹皮は、造園で結束緩衝材として、また「ヒノキ」とともに檜皮葺の屋根用に利用される。葉は、乾燥して線香に用いる。 |
名称 | スギ(杉)‘メジロスギ(芽白杉)’ |
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学名 | Cryptomeria japonica ‘Albospica’ |
特徴 | 樹高は1~3m。分岐が多く、丸い樹形になる。新芽の穂先が白い。 |