バラ科 |
シモツケ属
スピラエア属
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名称 | シジミバナ(蜆花)エクボバナ(靨花) |
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英名 | Bridal wreath spiraea |
学名 | Spiraea prunifolia var. prunifolia |
解説 | 中国の庭園で栽培されていた八重咲き種がヨーロッパの植物学者によって発見されたため、八重咲き種が基本種として分類された。その後発見された一重咲きの野生種は「Spiraea prunifolia var. simpliciflora ヒトエノシジミバナ」の名がつく。 |
名の由来 | 「シジミバナ」は、花の形を蜆の肉に見立てて。 「エクボバナ」は、花の中央がくぼむことから。 |
性状 | 低木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:1~2m/葉身長:2~4cm/葉柄長:2~4mm/花径:8~10mm |
形態 | 株立ち樹形で、株元からよく分枝するが、上方向に伸びて横には広がらない。樹皮は灰黒色で、縦に裂けて剥がれる。葉は卵形で、先端は鈍頭または鋭頭、細かい鋸歯があり、裏面には毛が密生し、互生する。4~5月頃、新葉の展開とほぼ同時に、葉腋から3~10個の花を散形状に咲かせる。花はやや緑色を帯びた白の八重咲きで、中心部がへこむ。雄しべと雌しべは弁化して、果実はできない。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 強健で栽培容易。繁殖は挿し木。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。 |