バラ科 |
シモツケソウ属
フィリペンドゥラ属
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名称 | キョウガノコ(京鹿の子) |
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学名 | Filipendula purpurea |
名の由来 | 「キョウガノコ」は、花序の様子が京染めの鹿の子絞りを思わせることから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠 |
大きさ | 高さ:60~150cm/(頂小葉)葉身径:7〜15cm/花径:5~7mm |
形態 | 直立し、茎は赤味を帯び、よく分枝する。根生葉と茎生葉がある。葉は小葉3~7枚からなる奇数羽状複葉だが、側小葉はごく小さいか、無くて単葉になることも多い。頂小葉は大きく、掌状に5〜7裂し、鋸歯がある。葉柄の基部にはごく小さい托葉が1対あり、茎を抱く。6〜8月頃、茎先に集散花序を作り、薄紅色の花を多数つける。花弁は4〜5枚、雄しべは多数。通常結実はしない。 |
類似 | 「キョウガノコ」は「シモツケソウ」よりやや大きい。「キョウガノコ」の方がやや花期が早め。 |
品種 | 花色が白や濃ピンク色の品種がある。 |
原産地 | 日本(自生は発見されていない)。「コシジシモツケソウ Filipendula auriculata」と「シモツケソウ Filipendula multijuga」の交雑種と類推される。 |
生育 | 明るい半日陰で、有機質の豊富な土壌に。施肥は充分に。乾燥に弱い。強健で栽培容易。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。 |