最終更新日:2021.7.15
Rosaceae
バラ科
Cerasus
(ケラスス)
サクラ属
ケラスス属
名称
サクラ属
ケラスス属
サクラ(桜)
英名
Cherry tree
解説
北半球の温帯と亜熱帯地域に分布する落葉または常緑の中低木~高木。日本に最も種類が多く、奈良時代から裁植され、園芸品種も多い。花は淡紅色ないし白色の5弁花で、八重咲きのものもある。
千葉県千葉市、公園
2016.3.5
日本の国花。[2005.6.4]
「サクラ」はもともとは「
ウメ
」や「
モモ
」などと共に”
Prunus
サクラ属”に含まれ、その中の”
Cerasus
サクラ亜属”に位置していた。それが1992年に”
Cerasus
サクラ属”に格上げされたらしい。でも、あまりに最近の話なので、植物園の表示や資料などは相変わらず”
Prunus
属”のままのものが多い。“Prunus サクラ属”はスモモ属に改名された。[2007.3.23]
「ウメ」との違いは、「ウメ」は花柄が短く枝に張り付くように咲き、1個の花芽から1個の花を咲かせ、「サクラ」はさくらんぼでわかるように花柄が長く、1個つの花芽から複数の花を咲かせるところ。しかし、「十月桜」や「子福桜」などという品種は、秋~冬の間は花柄がごく短いので、やっぱり区別をつけるのはたいへん。[2007.3.23]
「サクラ」は1992年に“
Cerasus
サクラ属”に格上げされたらしい。と書いたが、欧米では未だ“
Prunus
属”に含まれる説が有力なようだ。分類は変化するし、主張する人によって違うし、難しい。[2021.6.15]
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