ナデシコ科 |
ナデシコ属
ダイアンサス属
ディアントゥス属
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名称 | ビジョナデシコ(美女撫子)ヒゲナデシコ(髭撫子)
アメリカナデシコ(アメリカ撫子) |
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英名 | Sweet William |
学名 | Dianthus barbatus |
名の由来 | 「ヒゲナデシコ」は、総苞片が髭のように長く伸びていることから。 「アメリカナデシコ」は、日本に渡来した明治時代頃、アメリカで多く栽培されていたことから。 |
性状 | 多年草/常緑 |
大きさ | 高さ:20~80cm/葉身長:4~10cm/花径:18〜25mm/果長:10〜13mm |
形態 | 茎は直立して叢生し、まばらに分枝し、節が肥厚する。葉は下部では先が尖った長卵形、上部では披針形で、対生し、基部は茎を抱く。5~6月頃、茎頂に花序を作り、5弁花を半球状に咲かせる。花は赤で中心部が白く、花弁先端はギザギザに切れ込む。萼は筒状で、先端が5裂し、基部に先の尖った細長い総苞が取り囲んで、目立つ。果実は円筒形の蒴果で、熟すと先端が4裂する。 |
品種 | 花色は白、ピンク色、赤、赤紫色、複色、蛇の目模様が入るものなど。八重咲きや、花弁が無くヒゲのような総苞を鑑賞するものもある。葉色が赤褐色、矮性、四季咲きなどの品種もある。 |
原産地 | ロシア南西部、バルカン半島 |
生育 | 日当たりのよい場所を好む。繁殖力が強い。基本種は低温に当たると花芽をつけるが、四季咲き性のものは気温に関係なく花芽をつける。 |
利用 | 花壇植え、鉢植え、切花。 |