クスノキ科 |
ワニナシ属
ペルセア属 |
名称 | アボカドワニナシ(鰐梨) |
---|---|
英名 | Avocado, Alligator pear |
学名 | Persea americana |
名の由来 | 「ワニナシ」は、果実の表皮が動物のワニの肌に似ていることからついた英名「Alligator pear」を直訳して。 |
性状 | 高木/常緑 |
大きさ | 高さ:10~25m/葉長:10~20cm/花径:7~9mm/果長:10~15cm |
形態 | 葉は全縁で、先の尖った楕円形で、互生する。5月頃、枝先に円錐花序をつけ、淡い黄緑色の小さな花をたくさんつける。 花被片は6枚。花は雌しべと雄しべの成熟期が異なる雌雄異熟花で、午前受粉タイプと午後受粉タイプがあり、混植しないとほぼ結実はしない。花は多数咲かせるが結実はごくわずか。結実は11~12月頃。 |
品種 | 数百~千数百もの品種がある。果実は、卵形、洋梨型、球形、偏球形などいろいろあり、色は熟しても緑色のままのものが多い。 日本で果物として販売されるのは、卵形で熟皮がゴツゴツし、熟すと黒紫色になる「‘ハス Hass’」種。 |
原産地 | 中央アメリカ、南アメリカ北部 |
生育 | 主に熱帯~亜熱帯で生育する。低温に弱い。実生でよく発芽はするが、果実はできにくい。結実させることが目的の場合は、接木したものを使う。 |
利用 | 果樹、鉢植え観葉。果実を食用とする。種子は有毒。 |