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最終更新日:2017.10.15
クスノキ科
 
Cinnamomum(キンナモムム)
ニッケイ属
シナモン属
キンナモムム属
名称

クスノキ(楠、樟)

クス(楠、樟)
英名
Camphor tree
学名
Cinnamomum camphora
名の由来
Camphor tree」は、“camphor=樟脳”の原料となるところから。
性状
高木/常緑
大きさ
高さ:15~20m/葉長:5~12cm/花径:5mm/果径:8mm
形態
幹の下の方から枝がよく分かれ、丸い樹冠をなす。樹皮は黄褐色~暗灰色で、縦に短冊状の割れ目を生ずる。葉は互生し、長い柄がある。光沢のある緑色で、先が尖った卵形または楕円形。葉縁は全縁で多少波状となる。若い葉や葉柄は赤みを帯びることもある。中心の葉脈と下の方で分かれた2本の側脈が良く発達して目立つ。この分岐点には小さな膨らみがあり、ダニの一種が住みついていることが多い。葉はちぎると樟脳のにおいがする。5~6月に新葉の腋から円錐花序を出し、白色~薄緑黄色の花をつける。10~11月に球形の液果が黒く熟す。
品種
特に葉の香りが良い品種がある。
原産地
日本(関東~沖縄)、台湾、中国、イナドシナの暖帯から亜熱帯
生育
暖地に適す。乾きやすい場所は避ける。移植は難しい。
利用
公園樹、緑陰樹、街路樹。材は、建築材、器具材、家具材などに利用される。樟脳の原料となっていたが、現在はその需要はない。
クスノキ
千葉県習志野市、緑地
2016.4.12
クスノキ
千葉県習志野市、公園
2016.4.15
クスノキ
春の落葉
2016.4.15
クスノキ
千葉県習志野市、香澄公園
2013.5.6
クスノキ
千葉県習志野市、香澄公園
2013.5.6
クスノキ
東京都文京区、街路樹
2008.5.15
クスノキ
東京都新宿区、公園
2005.6.17
クスノキ
千葉県千葉市、緑地
2013.11.16
クスノキ
東京都新宿区、公園
2005.6.17
クスノキ
赤い新葉
千葉県習志野市、街路樹
2016.5.22
クスノキ
東京都新宿区、公園
2005.6.17
クスノキ
千葉県習志野市、公園
2013.5.17
クスノキ
果実
東京都新宿区、街路樹
2005.11.27
クスノキ
果実
千葉県千葉市、緑地
2013.11.16
クスノキ
剪定された直後。常緑樹とは思えない姿に
千葉県習志野市、街路樹
2016.3.26
クスノキ
定点観測、剪定から2ヶ月
千葉県習志野市、街路樹
2016.5.22
クスノキ
定点観測、剪定から5ヶ月
千葉県習志野市、街路樹
2016.8.26
クスノキ
定点観測、剪定から1年6ヶ月
千葉県習志野市、街路樹
2017.9.2
NOTE
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